⑩バレッタ観光ルート

 バレッタはマルタ共和国の首都で、人口わずか5000人強の小さな都市です。かつてオスマン帝国からの新興の橋頭保としての役割を負った城塞都市として建設されました。一方で都市設計が計画立てて行われたため、のちに宮殿都市と称されるほど、美しい街並みになっています。次の日は一日中船の上で休めるため、バレッタではできるだけ徒歩で遊覧しました。

 バレッタのクルーズポートは海抜が低いところにありますが、都市の大多数は城塞都市にあります。もちろん海岸沿いから登ってもよいですが、Barrakka Liftと呼ばれるエレベータで都市部まで上がるのが手っ取り早いです。

 BarrakaLiftを登るとすぐそばに旧砲台跡(Saluting Battery)があり、バレッタ市内でも有数の観光名所となっており、素晴らしい景色が堪能できます。

 騎士団長の宮殿に向かってメインストリートを歩いていくと、両側にお土産屋やブランドショップが立ち並びます。この通りで買った巻き煙草は日本でとても好評でした。

 マルタ騎士団、正式名所は聖ヨハネ騎士団、12世紀の十字軍でパレスチナ由来の由緒正しい騎士団の名残です。当初はマルタに領土を持っておりましたが、今は領土を喪失していて正式には国家ではありません。しかしその歴史の古さや名誉から、今でも100弱の国家に承認されており、国連でもオブザーバー参加している【主権実態】です。

 騎士団長の宮殿の内部はその歴史の古さから、とても広く、充実しています。ここだけでも1日かけても回り切れないほどです。宮殿の中には過去に使用されていた鎧や装飾品、タペストリーなどが展示されています。豪華絢爛で高価そうなタペストリーが所狭しと飾られており、騎士団の誇りを感じました。美人なお姉さんが館内の見回りをしており、暇だからと、写真を撮ってくれました。

 また、中世のヨーロッパ人によって中国の陶磁器が重宝されていたらしく、応接室には誰からも見える場所に誇示されていました。

 また、別館には武器展示館があり、中世~近世の鎧や銃、槍、ボウガン、などなど、童心をくすぐる者がたくさん展示されております。説明文を読んでいるだけでわくわくしました。銃が発達するにつれて鎧が変遷していく様子はとても興味深いです。

 騎士団長の宮殿の想像以上の濃密さに満足し、クルーズ船に帰ることにしました。ただせっかくなので、行きと同じリフトには乗らず、海沿いに下りながらぐるっと回って歩いて帰ることにしました。

 海沿いの眺めは非常によく、さまざまな写真スポットがありました。Boom-Defenceという名前の船着き場は穴場で、観光客もいなかったため、所持していたドローンを初めて展開し、動画を撮って記念にしました。また、War siege Memorialという名前の記念鐘からの眺めは絶景で、とてもおすすめです。

 そんなこんなでぐるりとバレッタ市を半周してきて、もうくたくた。歩数計をみるとなんとこの旅行で最多の20000歩。最後の観光地に名残おしい気持ちとともに、夕日の中出航。あっという間に最高の思い出をくれたバレッタは見えなくなっていきました。

 老後はここに住みたいと思って、後から調べてみたところ、マルタ共和国への永住権はなかなかハードルが高く、5000万円以上の資産に加え、年収数千万円の所得、などなどが必要そうです。むりや・・・

 この日の夕飯は仔牛のひれステーキ、焼き加減もソースも非常に美味でした。おなかの調子も戻ってきたので、デザートまで楽しめました。夕食後は一般公演の劇場に。シルクドソレイユと違って、この演劇は追加料金や予約しなくても気軽に楽しめます。

投稿者: bommod

化学専攻卒 メーカー勤務 趣味は旅行、ゲーム、アニメ

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