⑤クルーズ船への搭乗

 タクシーでクルーズターミナルに近づくにつれ、何隻もMSCや他の船が泊まっているのが見えました。期待感が高まりながらMSCクルーズターミナルに到着。ターミナル内は小さな空港レベルの設備を備えており、旅行に必要なものはほとんどここでそろいます。歯ブラシやイヤホン、サンダルなど・・・

 トランクなどの荷物を搭乗前に係員預け、パスポートや乗船チケットの確認をします。問題なければ乗船カードを渡されて、ターミナル内に通されます。

Cabin.が部屋番号、13階の部屋ということがわかりますね。
国籍JPの右にRestaurant名が表示されています。
また、JPの下のKは避難グループ番号です。

 乗船カードには割り当てられた食事のタイミング(6時か8時の2回あり、筆者らは6時の回でした)やレストラン、レストランでの席について記載があります。

店とかは開いているし、道も綺麗なのだけど、筆者の乗船時間が遅いためか、客の姿がまばらで少し寂しい印象を受けました。ちなみにここまでくると日本人どころかアジア人すら見ません。

初搭乗の時だけ顔写真を撮られます
ここで撮影された写真は1週間くらい搭乗、下船するときに照合されます。

入船時に乗船カードの確認と顔認証登録をされ、いざ船内へ。船内は噂にたがわぬゴージャスっぷりでした。豪華絢爛で、どこもかしこもキラキラしています。

 ここで初めて日本から来た団体さん(クルーズプラネットかHIS?)に遭遇。ご年配の方が殆どで、若い人は皆無でした。この旅全体を見返しても、観光地ですら100人にアジア人が一人いればいい方でした。アジアからせっかくヨーロッパにいくなら、パリとかロンドンに行く人の方が多いからなのかもしれませんね。

 と思いながらエレベータに乗って13Fに到着、狭い廊下を通り抜けて自分たちの部屋に到着。

 キャビンは想像しているよりもずっと広く、大変清潔でした。調度品も綺麗に磨かれており、テレビなどの設備も最新式でした。電気コンセントも2つ口やUSB対応のものが設置されており、わざわざ海外用の変換プラグを買う必要がなかったと後悔しました。お風呂こそなかったものの、シャワーの水圧もよく、水温も変化しなかったため、大変満足できるものです。

 ベッド脇のベランダからは港が一望でき、これから出港すると思うとわくわくがとまらない!

 とはいえ、すぐに避難訓練が始まり、いろんな区画ごとに各シアターに集められました。シアター上で乗務員らが身振り手振り、英語やイタリア語(MSC社はイタリア船籍)を交えてライフジャケットの付け方を教えてくれました。

 解散後、すぐ食事時間となりますが、ついでに乗船口脇にある機械でクレジットカードと乗船カードを紐づけしました。以降は乗船カードで買い物やシアターの申し込み等をすることになりますのでなくさないように気を付けましょう。

 筆者はポシドニアレストランというメインレストランに割り当てられました。HPによるとこのレストランは【ファーストクラスレベルの地中海料理をはじめ、世界各国の伝統料理をエレガントな雰囲気の中で楽しめ】るそうです。所詮カジュアル船だし、そこまで期待はしていませんでした。

 というのも2000年初期のMSCクルーズ船の評判を見ると、やはり娯楽設備に比べて食事は大味なものが多く、『うまいものを食べたきゃメインレストランじゃなくて追加料金のかかる専用レストランに行け』と聞いていたからです。ビュッフェのようなものを想定していました。

 結論からいうと、度肝を抜かれました。カジュアル船なんてとんでもない!

 味付けもさることながら、色合いも素晴らしく、新鮮な食材じゃないと調理できないような料理が次々と出てきました。新造船がレストランに力を入れていると聞いていたのですが、想像をはるかに超えてきました。

 デザートもしっかりしており、日本で食べたら1食5000円はかかりそうなラインナップです。メニューは日替わりで、前菜、メイン、デザートが各6種類くらいあり、それぞれから1品、計3品を選びます。食べたい料理が複数あったため、連れと別々に頼んでシェアしました。

 ちなみにメインレストランなので、追加料金は発生しませんが、飲み物とチップ代(サービス料)は多少の金額を後から請求されます。サービス料は1週間で円程度。また、ビュッフェも別の階にあり、そちらは好きな時間帯に行って無料で食事をとれます(後述)。メインレストランやビュッフェで物足りない人は、ちょっと値段が高いですが専門のレストラン「海渡」やブッチャーズカフェ?などがあり、日本料理やステーキを頂くこともできます。

 食事をしている際に窓の外を見ると港から離れつつあるのが分かりました。高速航海時(フランスからイタリア、マルタからバルセロナ)を除けば、揺れはほぼ気になりませんでした。

食後、部屋に戻ると船はもう出港していました。
ベランダから眺める地中海に沈む夕日はとても幻想的です。

 食後部屋に帰ってくると、船内新聞(日本語)が置かれていました。次の日に寄港する町の紹介と、船内のバーゲンセールや、各種イベントについてのお知らせが載っています。まだ19時くらいでしたが、時差と長旅で疲れていることもあり、シャワーを浴びてすぐに就寝しました。

 バルセロナを堪能できなかったのは心残りですが、目が覚めればマルセイユについているはずなので楽しみです。

投稿者: bommod

化学専攻卒 メーカー勤務 趣味は旅行、ゲーム、アニメ

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